少子高齢社会の到来や産業・経済の構造的変化、雇用形態の多様化・流動化などを背景として将来への不透明さが増幅するとともに就職・進学を問わず進路を巡る環境は大きく変化しておりフリーターやいわゆるニートが大きな社会問題となっています。
このような状況の中、子どもたちが「生きる力」を身に付け明確な目的意識を持って日々の学業生活に取り組む姿勢、激しい社会の変化に対応し主体的に自己の進路を選択・決定できる能力やしっかりとした勤労観、職業観を身に付けて、それぞれが直面するであろう様々な課題に柔軟にかつたくましく対応し社会人・職業人として自立していくことができるようにする教育。
児童生徒一人一人のキャリア発達を支援し、それぞれにふさわしいキャリアを形成していくために必要な意欲・態度を育てる教育をいう。
児童生徒一人一人の望ましい職業観・勤労観及び職業に関する知識や技能を身に付けさせるとともに自己の個性を理解し主体的に進路を選択する能力・態度を育てる。