ものづくり人材育成のための専門高校・地域産業連携事業のことです。
我が国の製造業を中心とした経済発展は、工業高校等の専門高校が現場を担う人材を育成し、現場の高い技術力を維持・強化に貢献したことが大きな要素であります。 近年、産業社会の技術革新が急速に進む中で高度な実践技術力への企業ニーズが高まっていますが、大量の熟練技術者が定年退職時期を迎えたことや人口減少社会における若者のものづくり離れが深刻化する中、技術の継承やものづくり人材の育成が課題となっています。 このような課題に適切に対応し、我が国の国際競争力の維持・強化や地域経済活性化を図るためには、ものづくりを支える専門的職業人の育成が急務であります。 このため、専門高校と地域産業界が連携して若手のものづくり人材を育成するための取組が実施されました。
具体的には、教育委員会がものづくりに関する専門高校を、商工労働部が商工会議所等と連携し協力企業を組織化します。 地域・学科の特色に応じた連携方策を検討し、例えば、生徒の企業実習、企業技術者等による学校での実践的指導、教員の企業での高度技術習得、専門高校と企業の共同研究等を盛り込んだ、地域産業界のニーズを踏まえたものづくり人材育成プログラム開発を実施します。
■ 参考
クラフトマン21(工業高校実践教育導入事業) ※やまなし産業支援機構Webサイト